ジュラシック・ワールド/新たなる支配者はイナゴ?バッタ?ネタバレします!ひどい評価,あらすじ作品紹介,ジュラシックワールドひどい

SFファンタジー映画
バゴプラさんより

どうもおかちゃんです。

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を観てきたので感想を書いてみました!

「つまらない!」「面白くない!」「駄作!」「ひどい」などをよく目にします。評価はイマイチですが、実際はどうなんでしょうか?

一体、新たなる支配者って一体誰のこと?イナゴなの?と気になりますよね!

感想にはネタバレありなので、映画を見る予定のある人は簡単なあらすじのみご覧ください!



ジュラシックワールド【新たなる支配者】はイナゴ?バッタ?どっちよ?!

うーん、レビューをみると新たなる支配者とはイナゴだったのか!と言う感想が多かったのだけど、

劇中では「バッタ」と言っています。

映画の中でもバッタと言っているし、研究室の中に忍び込んだ古生物学者のエリー博士がバッタ目よ!とセリフで言っていました。

調べると種類はあれど、バッタもイナゴも同じのようです。

ただ、日本ではイネを食べる害虫から「イナゴ」と言っているそうですね。

こんな記事を見つけました↓

昆虫食を知らない人もイナゴは食べたことがあるという人が多いようです。

ただ、外見だけ見ると、イナゴもバッタも大きな違いはないですよね。

今回は、そんなバッタとイナゴの違いについて調べてみました。

実は、バッタとイナゴは同じなんですね。

というのも、イナゴはバッタの1種という位置づけだからです。

昆虫というのは、区分の名称が独特で、大分類から門、綱、目、科、種に分かれるのですが、バッタもイナゴも3つめの目の部分で同じで、バッタ目に属します。

<昆虫食のセミたまさん>のブログより抜粋

しかし、新たなる支配者としてのサブタイトルにふさわしい君臨さの描写があまりなかったのが残念だな…と思いましたね。

とにかくバッタがカチカチ鳴いてチワワよりも巨大すぎて気持ち悪かったです。

それに元々バッタは顎は強いからあれだけ巨大だったら人間噛んだら大怪我に・・・

しかし人間たちがバッタに襲われつつも、直接的に大怪我を負うようなシーンはありませんのでご安心を。


 

バッタの出現は恐竜を管理・育成しているバイオシン社がDNAをイジって世に放ったから。

 

バイオシン社が作った種の植物以外を貪り食べていき、バイオシン社の種を農家は買わざるを得なくなるようにさせていたのです。

 

前回のロック・ウッドでの大惨事がありながら、また同じことやってんのかい!?っ思う様な、全作変わりのない常套手段的なストーリー設定は変わりないなぁと感じました。



ジュラシックワールド【新たなる支配者】の感想と評価「最後は三つ巴と漁夫の利作戦」じゃ!

ハラハラ、ドキドキの演出も散りばめており、劇中驚かされたところもあったのでオマージュ的なところもあるので、率直な感想は一度は観てもいいかもしれません。

相変わらずオーウェンの安定感ある逞しさには観ていて安心させられますね。

しかし展開やオチは予想通り、と言ったところでしょうか。

ベータと共に拐われたメイジーの真実、イナゴ、恐竜との共生はできるのか・・・何を中心としているかが散漫なような気もしました。

期待していた、ブルーの活躍はなく、ベータの出番もほとんどないです。

そして今回30年ぶりに顔を出したドジスンは一番最初の「ジュラシック・パーク」ではほんの一部分だけの登場でしたが、恐竜のために施設を作って善人ぶったドジスンがバイオシン社の研究施設の長として出てきます。そこではたくさんの優秀な若者が集まっている研究施設です。

しかし、悪者はどこまで行っても悪者。

金儲けに走るドジスンは今回、自分の右腕と思っていた研究者ラムジーの密告で裏切られます。そしてそそくさと大事なものだけ鞄に詰め込み、1人モノレールにのって逃げ出す始末。

 

悪人の末路は、だいたいこんな描写が多いです。

 

そしてお馴染みとなったシチュエーションである停電で移動にストップがかかり、モノレールから降りてトンネルを歩こうとしたらデフォサウルスが遭遇してしまうという・・・

 

一周回ってネドリーよろしく、やっぱり同じ結末を迎えました。これは予想通りの展開に驚きもなくかと言って裏切りでもなく。一番最初のジュラシック・パークへのオマージュだとしても、終わりかたが少しあっけなくチープかなぁと感じ、残念です。

まあ、なぜトンネルにアフォサウルスがいたのか…は考えてはいけません。笑

 

でもここで死なせるとしたら、デフォサウルスに襲われるのネドリーと同じ結果になる方が一番買ったのかなぁとも思いました。

 

でもここでちゃんとあの時泥に埋もれてしまったシェービングクリームの缶は回収できていたことが何よりも良かったですね。

 

ドジスンがちゃっかり缶を見つけ出して回収して、今の施設が出来上がった様なものだったんですね。

オマージュといえば、ジュラシック・パークで使用していたカメラと同じカメラでフィルム撮影していたそうです。

映像が現代みたいにシャープとクリア過ぎず、綺麗だったのはこのカメラのおかげだったんですね。 これは評価高いですが、ほとんどの人は知らないでしょうね・・・

新たなる支配者ってバッタなんて以外にいないのかなぁ・・・と注意深くみていくと

白亜紀に君臨する最強の肉食恐竜『ギガノトサウルス』が登場。

しかし後半に爪が長くて鋭いテリジノサウルスが出てきました。鋭い長い爪を武器にするそうです。そいつが最後の最後でT-レックスとギガノトサウルスが戦っているときに入ってきて三つ巴に。

一旦は倒されて気絶していたTーレックスと協力しあってギガノトサウルスをあっけなく簡単に殺してしまったので、なんともお粗末な結末でした。

 

しかもこのテリジノサウルスはなんと草食恐竜だそう。発見当初は肉食恐竜と言われていましたが、骨格の研究や臼歯の発見で草食恐竜ということがわかったそうです。

クレアがこのテリジノサウルスに遭遇しても助かったのは草食恐竜だったからなんですね。

しかし、ギガノトサウルスに立ち向かうほどに凶暴な草食系とは驚きました。

 

結局、悪事が露呈したバイオシン社はドジスンの命令でバッタを研究施設内で証拠隠滅のために焼き殺しますが、暴れ飛び回る勢いでダクトから外へ逃げてしまい、火の粉が舞う様に森に落ちていきます。

それが山火事となって恐竜たちはの緊急避難所として施設に集められるのですが、わけ隔てなく何でもかんでも集めちゃダメです。

もうこの先目に見えてますよね。

そう。大型肉食恐竜も集まってきたんです。ここで最後の三つ巴の戦いがはじまります。

ほとんど丸腰の人間が恐竜と真っ向で戦えるわけもなく、どうやって逃げ助かるのかといえば、恐竜が争っているすきに逃げる!っていう見え見えパターン。

ここが「漁夫の利」作戦的な感じてす。

迎えにきたヘリコプターに乗ってみんな助かるといった、どのジュラシックシリーズ作品を見ても同じパターンで命からがら…

 

つまり、展開は一緒でした。

恐竜たちが勝手に争って、その隙に人間が助かるという。

しかし、ドキッとする場面やヒヤヒヤする場面もあったり、スピード感もあったので、そこは見どころのひとつかなぁと思います。

 

しかし毎回活躍していたラプトルのブルーは今回最初と最後にしか顔を出さない脇役。子どものベータもメイジーと共に誘拐されたのにスポットがあまり当たらずあまり面白くない展開。

ジュラシック・ワールドシリーズはブルーあっての物語という印象が強いものとなっていただけに、残念です。

なので子どもを誘拐された同じ境遇としてオーウェンとブルーのコンビ活躍が見れたらよかったのになぁと個人的に思いました。

シメといばエンドロールですが、最後楽しみにしていた期待していたエンドロールの曲は残念ながらジュラシック・パークのテーマではありませんでした。

ここオマージュ違うんかい?!って心の中でツッコミ入れていました笑



ジュラシックワールド【新たなる支配者】 あらすじと作品紹介

かのジュラシック・パークがあったイスラ・ヌブラル島の噴火から4年後、逃げ出した恐竜たちは現代の地球環境に適応しながら生きながらえていました。

しかし人類と恐竜との共存は見出せないまま。

 

恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、クローンとして生まれた少女メイジーと人里離れた山小屋で暮らしていましたが、子どものラプトルと出くわします。そしてブルーと再会を果たします。

 

しかし何者かにメイジーとブルーの子どもを誘拐され、オーウェンは子ども取り戻すとブルーに約束し、奪還作戦が始まります。そんな中巨大バッタが大量発生。

 

人類に食糧危機が迫り、巨大バッタの謎を解明すべく30年ぶりにエリー、アラン、マルコムの博士3人組が集結。

 

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

原題:Jurassic World: Dominion

公開 2022年7月29日(日本)

監督 コリン・トレボウ

上映時間147分

【新たなる支配者】感想まとめ

私としては、ラプトルとブルーの進展が観たかったのですが、そうではなくて残念。

ハラハラ・ドキドキはあるもののストーリー性としてはそんなに深くはなかったので、147分の上映時間はちょっと長いかなぁと思います。

個人的にお尻が痛くなりました笑トイレも我慢できないです。

 

主にメイジーがなぜクローン人間として生まれたのかが明らかになることと、ブルーの子どもであるベータもメイジーと同じような要素がある生まれかただったということ。

そしてメイジーは人類を救う遺伝子を持っているということ。

ならば、バッタよりも流行り病を設定して、メイジーやベータの存在意義をもっと強調してもよかったのになぁと思いました。

 

なのでストーリー性は置いておいて、スピード感やスリルを味わうエンターテイメントとして観ることをお勧めします。

白亜紀の空の王者、ケツァルコアトルスも出てくるので、恐竜好きにはもちろんお勧めしますよ♪

以上です!

 

 

 

 

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