実写【耳をすませば】その後の天沢聖司はなぜチェロ弾きに?最悪な評価,松坂桃李,バイオリン

日本映画

耳をすませばの実写化がついに10月14日に公開が決定しましたね!

映画のチラシや予告編を観て、きゃー!のあのドキドキときめきが蘇ります!

しかし『え?』なんでチェロやねん!とまず疑問に思ったのではないでしょうか?

 

調べると巷ではどうやら最悪…

観ないほうが良いなど期待薄なコメントが目立ちます…

今回は、何故天沢聖司がチェロ弾きなのか、

噂通り最悪な作品となりうるのか考察していきたいと思います!

(c)柊あおい/集英社 (c)2022『耳をすませば』製作委員会



実写【耳をすませば】とは?

実写化「耳をすませば」は2020年公開予定でしたがコロナ禍の影響を受け

2年越しの公開となりました。

 

しかしお蔵入りや公開中止も騒がれていたようですね。

ジブリアニメでは中学生の天沢聖司と月島雫は

朝日を眺めながら愛を誓って指切りして終わりました。

それから10年後の話…あの頃と10年後が交錯しながら進行します。

 

映画監督は平川雄一郎さん。

『約束のネバーランド』『ツナグ』『JIN〜仁』

そのほかにも感動作品が多く、有名です。

 

 

さて、10年後の天沢聖司はイタリアでカルテットを組んでチェリストになっていて

月島雫は絵本作家としてお互いに奮闘。

ある時、雫は大きなミスをして絵本作家の夢を諦めようとしていました。

そして答えを探しに聖司がいるイタリアへ向かう・・・・

 

ざっくりとしたあらすじはこんな感じです。

 

ところで、誰もが耳をすませばと聞いてまず頭に浮かぶのは

「スタジオジブリの作品」ではないでしょうか。

 

実は「耳をすませば」はジブリ作品ではなく

 

原作は月間リボンで連載していた

漫画家柊あおいさんの作品をアニメ映画化したもの。

 

原作では天沢聖司は画家志望で、金髪の優しい兄の航司がいます。

月島雫のお姉ちゃんは高校生だし、その航司と付き合っていました。

雫の母親は働いておらず専業主婦。

 

もちろんアニメ映画のほうはジブリのオリジナル脚色がなされていますし

今に近い一般的な家庭環境に近い形で描かれています。

 

居心地の良い主題歌「カントリーロード」や甘くて苦い初恋物語が繰り広げられる

東京の町外れのロケーションとうまく調和した演出はジブリならでは。

 

人々の印象にはスタジオジブリの「耳をすませば」のほうが

強い印象になって当然かもしれません。

 

それから10年後という続きの物語なら期待してしまいますよね…



実写【耳をすませば】その後の天沢聖司はバイオリンやめて、何故チェロになったの?

ジブリアニメでの印象が強い「耳をすませば」ですが

私も自然な流れとして実写化を期待していました。

憧れだった天沢聖司はなんとチェリストになっていますね。

何故チェロなのでしょう?

 

色々思惑はあるようです。

 

ある人はチェロの音色や音域が

この映画の雰囲気を演出する上でマッチしている。とか

バイオリンよりチェロのほうが演奏し易いとか

いろんな憶測があるようですが、

未だにはっきりとした理由はありません。

 

映画の中でバイオリンを諦めてチェロにしたのならわかりますが

ガッツリ中学生の時からチェロ奏者目指している演出がなされてますね。

 

ではバイオリンより演奏し易いからと敢えてチェロにした

という理由はどうでしょう。

 

実は私も中学生の時、チェロを習っていた時期があります。

バイオリン弾いている友人からそう言われたことがありました。

確かに、低めの音域で人間の声域に近い存在ですし

私はバイオリンより落ち着く音色で大好きでした。

 

バイオリンはチェロより結構難しくて、より繊細。

弦に置いた指の位置の微妙な差で音が変わるんですよね。

 

それでも天沢聖司役の松坂桃李さんは映画『マエストロ』で

一年の猛特訓を経てバイオリニストを立派に演じていた過去があります。

 

ところが、松坂桃李さん自身

チェロの演奏が作品の肝だと感じた』と言っています。

またアニメ版は何度も観て研究したとのこと。勉強家ですね!

 

しかし今回の実写化「耳をすませば」がジブリの作品と違うのなら、

ジブリアニメの雰囲気や天沢聖司という人物を見て研究したり

感情移入しての実写化となると、何を表現したいんかなぁって思ったりします。

この映画のオリジナリティも無くなるのでは?と私は思いました。

むしろ、監督オリジナルの天沢聖司を探求しました!

と言ってくれた方が潔くて、逆に観たい気がします。

 

さて、松坂桃李さんは「チェロ弾き」ということについて

以下のようにコメントしています。

「重要なところを担っているので、必死にやらせていただきました」と撮影を振り返る。聖司を演じる上では「10年後の姿になっても、情熱があるがゆえの行き詰まり、真っすぐさみたいなものは残しておこうと思いました。そこが聖司らしさというか、雫に対しての想い、誠実さにも繋がると思うので」と撮影前から役に情熱を注ぎ続けたと語っている。

ciatr  物語と、出会おう。より

 

しかし映画「マエストロ」で体得したバイオリン弾きを捨て

あえて?チェロを初めから習い披露するというのはとても効率が悪い上に、

とても大変なことですよね。

 

そこをあえて演出の通り素直にチェロ弾きを受け入れた松坂桃李さん。

これはきっと監督の意向が強いと見えます。

 

実際、監督自身も「アニメとは違う物語として映画化した」と言っています。

あえて原作やジブリアニメと違うオリジナルの物語にしたという意図は

こんな二人の人生をもあり得るんだよ〜、という試みでもあるのかもしれません。

 

しかしタイトルそのまんまの、「あれから10年〜」と言ってる分

ファンにとってへんな期待を寄せてしまうので

これは如何なものかと私は思っているところです。

 

それとは別に、俳優として幅広い活躍を見せる「松坂桃李さんの才能発揮」

という挑戦として、あえてバイオリンではなくチェロ弾きという設定にした

ということも考えられます・・・

 

しかし今までほとんどの映画で

原作に忠実な実写化を未だかつて観たことないですね。

 

映画化の権利を手にすれば

作る側は自分の好きな脚色や演出にしたいと思うのが普通でしょう。

その反面、原作ファンからはバッシングの嵐は免れませんが・・・



実写【耳をすませば】最悪な評価とは・・・?

実写化「耳をすませば」が最悪となりうる一番の心配事は

大きく二つあります。

一つは漫画やジブリアニメのイメージを引きずって

この実写化の「耳をすませば」を観てしまうことです。

これは大きく期待すれば大きな裏切りになりかねません。

 

二つ目は前述したように主題歌が「カントリーロード」ではなく

「翼をください」になっているということ。

 

他には「配役やら衣装がダサい」

「映画な中の小説家は絶対原稿を書かせる設定が気に食わない、もうPCだろ!」とか…。

結構細かいですねぇ笑

 

過去にも「魔女の宅急便」の実写化で大コケしたということもあって

今回も二の舞になるのでは?という懸念もあるようです。

 

オリジナルならオリジナルとしてそこを誇張すれ良いのに

まるでジブリや原作の続きを期待させるような表現はなんとも紛らわしいです。

 

そして、ほとんどの人が

カントリーロード=「耳をすませば」というパブロフの犬方程式の状態になるはず。

なのに「翼をください」が主題歌。

イタリアにいるあなたに会いたさに飛んでいきたい!という

思いを表現したかったからなのでしょうか。

 

オリジナルストーリーとして新しく印象付けるつもりがあったのでしょう。

そうとくれば、もはや10年後ではないですよね。

 

奇しくも2022年8月8日に「カントリーロード」を歌っていた

オリビア・ニュートン・ジョンがなくなりました。

 

そのままカントリーロードを起用していれば

また観客の印象は違ったものになったも知れません。これは結果論になりますが。

オリビアさんに捧ぐとと言えるかどうかわかりませんが

ご冥福を祈る映画ともなったことでしょう。

 

「翼をください」はエヴァンゲリオンで十分。先行イメージはこれです。

林原めぐみさんの「翼をください」です。

 

監督のどんな意図があったにせよ、ちょっと失敗したと私は思います。



「配役」が理由で最悪に?

ジブリアニメ版では天沢聖司の声を担当したのが

高橋一生さんです。

 

なので今回も高橋一生さんが演じるのか?

という期待をしていたファンもいたようですが

さすがに年齢や顔の雰囲気と違うので起用されなかったのは妥当でしょう。

声はピッタリでしたけど!

 

今回の配役がどうというのは私はあまり感じませんでしたが

少し気がかりなのが天沢聖司役の松坂桃李さんです。

 

申し訳ないことに、

夢に真っ直ぐなまま大人になった二人の天沢聖司役の松坂桃李さんに対して

どうしても「娼年」のアダルトチックなイメージが抜けないです。

 

役というのは振り幅が大きいほど良いと言われています。

とはいえ雰囲気というのはその人の生きてきた経験に裏付けされているものです。

 

もはや真っ直ぐな青年の設定だとしても

その俳優の雰囲気は熟練した大人です。

 

そこを好青年のように演じるのも俳優の力量なのかも知れませんが

「石原裕次郎はどんな役をやっても石原裕次郎だ」と言われたように

ある程度知れ渡った俳優ともなれば、イメージの固定は免れなくなります。

 

今回の耳をすませばの平川雄一朗監督作品の過去の作品「ツナグ」は

私を泣かせてくれた映画でしたが、主役は松坂桃李さんでした。

そのころ辺りの松坂桃李だったら良かったかも知れません。

 

熟練になってきた俳優をあえて、

この純愛ストーリーの青年に抜擢したのは何故か・・・

松坂桃李さんはNHKでドキュメンタリーのナレーションを務めたり

『孤狼の血 LEVEL2』では主演を務め

後者では日本アカデミー賞で優秀主演男優賞を受賞しています。

多彩ですよね。

 

なので考えられることは、

松坂桃李さんが監督にとって理想の俳優だからではないでしょうか。

 

それからマエストロで特訓したバイオリンを弾けるというところから

監督のイメージに合うこと

なおかつ音楽的感性のある俳優として選ばれたのでしょう。



実写【耳をすませば】その後天沢聖司は何故チェロ弾きに?最悪な評価,まとめ

バイオリンじゃない理由、最悪な評価の理由を以下の点でまとめました。

①物語の中で演出としてチェロは重要な役割があると考えられる

②俳優としてと幅を拡げるため

③松坂桃李の過去の演技から、平川雄一郎監督の理想の俳優であり

全幅の信頼があるのではないか。

④以前、魔女の宅急便の実写化で大バッシングだった過去がトラウマ

⑤ジブリアニメや原作と違ってオリジナルストーリーとして描かれいる

⑥天沢聖司=バイオリンという方程式ではなく、チェロ弾きになっている

⑦主題歌は「カントリーロード」ではなく「翼をください」となっている。

 

いかがでしたか?

今回は実写化【耳をすませば】では

何故天沢聖司がチェロ弾きになったのか考えられる理由

最悪な評価となる理由を考察してみました。

 

【耳をすませば】は20221014日と公開直近です。

考察してみて、私は原作の漫画とジブリ版だけで十分です。

思い出は胸の中で美しくどこかの映画のセリフのようですが、まさにこれですね。

期待するから裏切られたと思うのです。

観るなら期待しないこと

それでいきましょう。   

 

観たいけど裏切られたくない、ガッカリしたくないというのなら、

もう自分達で、サブタイトルを勝手につけるもの良いです。

『耳をすませば〜もう一つの物語〜』と題して

期待しないで観る。

あの頃と違う別の物語。と心して楽しんで観るのが一番良いのかもしれませんね。


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