人々の記憶に刻み込まれたろくろの名シーンといえば「ゴースト/ニューヨークの幻」ですよね!
ラブロマンスにコメディやサスペンス的要素もある、誰もが楽しめ感動できる映画で、アカデミー脚本賞を受賞しています。
内容は現在の映画と比べたら単純ではありますが、何度見ても泣けるし、面白いし、おかちゃんは映画を二度見るに殿堂入りしていますよ!
リメイク版として松島奈々子さんとソン・スンホンさんが共演した「ゴースト/もう一度抱きしめたい」もありましたが、足ものにも及びません。
さて、何故「ゴースト/ニューヨークの幻」が泣ける名作なのかはいくつか理由があります。
それが、ろくろ、音楽、そしてキャストたちだったのです。
それでは一つずつご紹介していきましょう!
【ゴースト/ニューヨークの幻】名作のろくろシーンの理由を解説
「ゴースト/ニューヨークの幻」が泣ける!と言われたり名作だと言われる理由は、ろくろシーンや音楽、キャストなど絶妙な組み合わせにあります。
さてその理由の一つ、ろくろシーンを取り上げてみましょう。
『ゴースト/ニューヨークの幻』のバックハグのシーンが素敵すぎる.+゚*。:゚+( ノ∀`)ポッ.+゚*。:゚+ pic.twitter.com/aBSuUsvKO5
— バックハグLove❤️ (@Back_Hag_Love) October 11, 2022
眠れないモリーがろくろで陶芸をしているところに、心配になったサムがジーンズ一枚の姿で現れます。サムはモリーを後ろから抱き抱えるように座り、ろくろの使い方を一緒に教えるモリー。
シャレおつなジュークボックスの音楽は切り替わり、ここであの名曲がかかります。
あの有名な「アンチェインド・メロディ」です。
ムード満点になった二人が愛し合う名シーンですね。
映画公開されると、陶芸教室への問い合わせが殺到さしたほどの影響力とったほど!
このシーンを盛り上げたのはまさしく曲よりも陶芸シーンそのものだったと言って過言ではないかもしれませんね!
実は最初はろくろシーンはなかったそうです!
脚本ではモリーは彫刻家で、陶芸はしてませんでした。
監督のジェリー・ザッカーの提案で陶芸へと変更したそうです。
ジェリー・バッカーは「男性器を別のものに表現する」というコメディの常套手段を映画の中にロマンチックなシーンとして取り入れてみたのです。
物語上この関係のないシーンとは言われていますが、静けさの中に二人が心からどれだけ愛し合っているのが伺えると思います。
そして、モリーが作っている陶芸は男性器の暗喩だそうです。
恋人のサムが死んだ後も、陶芸をするシーンがありますが、その時は気持ちが入らず崩れてしまいます。
これはサムの生前と死後とで対した形で表現されているのですね。
このシーンだけでも有名になり、海外のパロディ映画や日本ではダウンタウンの笑ってはいけないシリーズで再現していました。気持ち悪くなるくらいに・・・笑
【ゴースト/ニューヨークの幻】泣けるあらすじ・概要ご紹介
1990年公開 上映時間127分
<監督>
ジェリー・ザッカー
<キャスト>
パトリック・スウェイジ=サム・ウィート役
デミ・ムーア=モリー・ジェンセン
ウーピー・ゴールドバーグ=オダ・メイ・ブラウン
トニー・ゴールドウィン=カール・ブルーナー etc.…
<あらすじ>
サムとカールは同じ銀行の同僚で仕事もプライベートも仲が良かった。
芸術家であるモリーは新しい住まいをサムとカールと3人で改築。
ある夜、演劇でマクベスを観た帰りにサム何者かに殺された。これからサムとモリーの新しい生活がと幸せが始まった矢先のことだった。
遺体を抱いて悲しみに暮れるモリー、それを見ている幽霊になったサム。
天からのお迎えがきても、サムは行こうとしなかった・・・モリーのことを真剣に愛していたのに、ちゃんと「愛してる」と言えてなかった未練があったのだ。
しばらくして、モリーの家に侵入者が。それはマクベスを観た帰りにサムを殺した犯人だった。
ある日、サムはオダ・メイというはインチキ霊媒師に出会う。騙してお客からお金を取っていたが、サムの声だけは本当に聞こえたことに気づいたのだった。
自分の声が聞こえる人に出会ったことで、なんとかしてモリーに身の危険を知らせようとオダ・メイに協力してもらうことのに。
そして、事件を追う中で自分を殺した黒幕の真実も浮かび上がり、最後には・・・
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